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たすけてくださーい

誰か保証連帯のシステムとその存在意義をおしえて・・・。

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保証連帯とは,保証人が複数いる場合に,保証人相互間に全額弁済すべき旨の特約が存在する場合を言います。
(平たく言うと,「保証債務」について,複数の人間が連帯債務として負担するということです)
通常であれば,保証人が複数いる場合でも,債権者はそれぞれの保証人と個別に保証契約を締結し,保証人相互間には何の関係もありません。
一方で,保証連帯の場合には,保証人相互間は連帯債務者間のような関係になります。

通常の保証と保証連帯で異なる状況が生まれるのが,分別の利益(民法456条)の有無です。
例えば,1000万円の主債務に対し,保証人が2人いる場合
通常の保証であれば,分別の利益がありますので,各保証人はそれぞれ500万円の限度で保証債務を負い,それ以上の部分については,弁済を拒むことができます。
それに対し保証連帯の場合,分別の利益がありません。なので,保証人は全額の弁済をしなければなりません。
もっとも,連帯保証人が複数いる場合にも,分別の利益はないと解されています
(大判大正6年4月28日)
債権者からすれば,保証連帯または連帯保証の方が,一人の保証人に対して全額の弁済を請求できるというメリットがあります。

保証連帯と連帯保証人の違いは,複数の保証人相互間で,連帯債務の関係があるか否かという点です。
(連帯保証は,あくまで保証人と主債務者の間の連帯しかありません)
例えば,連帯保証人が複数存在する場合に,債権者が連帯保証人の一人に債務免除をした場合,免除の効果(民法437条)が他の連帯保証人に及ぶかという問題について
判例は,保証連帯のある場合か,又は商法511条2項に該当する場合でなければ,免除の効力は他の保証人には及ばないとしています。
(最判昭和43年11月15日 但し,学説には反対説も多いので,判例評釈に目を通しておくことをお勧めします)
判例に従う限り,保証連帯であれば,連帯債務に関する規定が保証人相互間に準用されることになります。

うわあ!

どなたか分かりませんが、丁寧な説明ありがとうございます。

要するに、分別の利益がない保証人で、保証人同士で連帯してるということ・・・でしょうか。
素直に連帯保証にすれば分別の利益のない保証人になれるし、保証連帯なんてしなくても、連帯債務者で負担部分が0なら同様の効果が得られると思うのですが、なんでわざわざこんな制度があるんでしょうねぇ・・・。
プロフィール

さばかん

Author:さばかん
親知らず抜歯済み同盟

学部はなんとか卒業しました
ローもなんとか卒業しました(いわゆる4期既修)
奇跡的に新司法試験にも合格しました
新63期司法修習修了

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